5回転職して「前の会社のほうがよかった」と思ったことは、一度もなかった

2026年9月17日

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

転職を考えている人が、よく口にする不安があります。

「転職して、前の会社のほうがよかったと思ったらどうしよう」

今の会社に不満はある。でも、辞めたあとで後悔したら取り返しがつかない。だから動けない。そういう人は多いと思います。

私は20代で、5回転職しました。

では、その5回の中で、移ってから**「前の会社のほうがよかった」と思ったことはあったか。**

一度もありませんでした。

転職して不満を感じる人は、実はそれほど多くない

先に、世の中全体の数字を見ておきます。

厚生労働省の調査(2020年)では、転職した人に今の勤め先への満足度を聞いています。

  • 「満足」「やや満足」:53.4%
  • 「不満」「やや不満」:11.4%

転職した人の半分以上は、移った先に満足していて、不満な人は1割ほどです。

もちろん、残りの人は「どちらとも言えない」ですし、1割でも「後悔した人」がいるのは事実です。でも、「転職すると、たいてい後悔する」というほどではない、ということは分かります。

なぜ、私は一度も後悔しなかったのか

では、なぜ私は5回とも「前のほうがよかった」と思わなかったのか。

振り返ると、辞めた理由が、いつもはっきりしていたからだと思います。

私が辞めた理由は、毎回、給料が安いか、拘束時間が長いかでした。

辞めた理由がはっきりしていると、前の会社を思い出したときに、**「でも、あそこは給料が安かった」「でも、あそこは拘束時間が長かった」**と、辞めた理由がすぐに出てきます。

前の会社にも、良いところはあったはずです。でも、辞めた理由を上回るほどではなかった。 だから、戻りたいとは思わなかったのだと思います。

「前のほうがよかった」と感じやすい人

逆に言うと、転職して後悔しやすいのは、辞めた理由がはっきりしないまま動いた人です。

たとえば、こういうときです。

① 「なんとなく嫌」で辞めた

何が嫌だったのかを言葉にしていないと、次の会社で嫌なことがあったとき、前の会社の良いところばかり思い出してしまいます。 辞めた理由がぼんやりしているので、比べる物差しがないんです。

② 辞めた理由と関係ない条件で次を選んだ

たとえば、拘束時間が嫌で辞めたのに、「給料が高いから」だけで次を選ぶ。すると、同じ不満にまたぶつかることがあります。そうなると「これなら前のほうがマシだった」となりやすい。

③ 一時的な気分で辞めた

嫌なことが続いた週、休み明けの憂うつ。そういう一時的な気分だけで辞めると、あとから冷静になったとき、「そこまでじゃなかったかも」と思いやすくなります。

窓からの光が差し込む机の上に、箇条書きのメモ帳とペンとマグカップ

後悔しないために、辞める前にやっておくこと

私の経験から言えるのは、ひとつです。

辞める前に、辞める理由を言葉にしておく。

やり方は簡単です。

  • 今の会社の何が嫌なのかを、紙に書き出す
  • それが**「自分の努力で変えられるもの」かどうか**を考える(変えられないものが、本当の辞める理由です)
  • 次の会社を選ぶときは、その理由がない会社かどうかを見る

これをやっておくと、転職したあとに迷いが出ても、書いた紙を見返せば「なぜ辞めたのか」を思い出せます。

前の会社の良いところを思い出して揺れそうになったら、辞めた理由と比べてください。 それでも前のほうがいいと思うなら、そのときは本当に前の会社が合っていたのかもしれません。でも、たいていは、辞めた理由のほうが重いはずです。

後悔が怖くて動けない人へ

最後に、一番伝えたいことです。

「転職して後悔したらどうしよう」と考えて動けない人は、ひとつ忘れていることがあります。

動かないことにも、後悔はあります。

給料が上がらない、拘束時間が長い。その不満を抱えたまま何年も過ごして、「あのとき動いていれば」と思う。それも、立派な後悔です。

私は5回動いて、一度も「前のほうがよかった」とは思いませんでした。辞める理由がはっきりしていれば、後悔はそれほど怖いものではありません。

まとめ:辞める理由がはっきりしていれば、後悔しにくい

  • 私は5回転職して、「前の会社のほうがよかった」と思ったことは一度もなかった
  • 厚生労働省の調査でも、転職後に満足している人は53.4%、不満な人は11.4%
  • 後悔しなかったのは、辞めた理由(給料と拘束時間)がいつもはっきりしていたからだと思う
  • 後悔しやすいのは、なんとなく辞めた・辞めた理由と関係ない条件で選んだ・一時的な気分で辞めたとき
  • 辞める前に、辞める理由を紙に書いておく。 迷ったら、それと比べる
  • 動かないことにも、後悔はある

「前のほうがよかった」と思うかどうかは、次の会社で決まるのではありません。辞める前に、理由をはっきりさせたかどうかで、ほとんど決まっています。


辞める理由を、人に話して整理する

紙に書き出しても、自分の不満がうまく言葉にならないこともあります。そういうときは、外の人に話してみると整理しやすくなります。「何が嫌で、次に何が欲しいのか」を一緒に言葉にしてもらえます。

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もちろん、自分の中で理由がはっきりしている人は、相談しなくても大丈夫です。大事なのは、辞める前に理由を言葉にしておくことです。


※数字の出典: 厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」