20代の転職理由、1位はもう「給料」じゃない。「時間」だ──30年前から同じ理由で辞めていた私の話

2026年8月13日

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

転職サービスの最新調査に、思わず声が出ました。

20代の転職理由の1位は、「労働時間への不満(残業が多い・休日出勤がある)」で44.6%。

給料ではありません。時間です。しかも、30代・40代・50代の1位はどれも「給与が低い・昇給が見込めない」。20代だけが、違う答えを出している。

この数字を見て、私は少し嬉しくなりました。理由を説明させてください。

私が会社を辞めた理由も、半分は「時間」だった

私は20代の頃、5回ほど転職しています。辞めた理由は毎回だいたい同じで、給料が安いか、拘束時間が長いか。この2つでした。

当時、「拘束時間が長いから辞める」と言うと、まず理解されませんでした。

「働けるだけありがたいと思え」 「若いうちは寝ないで働くもんだ」 「時間を気にするやつは仕事ができない」

そういう時代でした。時間を理由に辞めるのは、根性なしの言い訳という扱いだったんです。それでも私は辞めました。安い給料で朝から晩まで拘束されて、誰が得をするのか。会社です。自分じゃない。そう思ったからです。

だから今、20代の44.6%が「時間」を1位に挙げているというデータを見て、こう思いました。やっと世の中が追いついてきた。

なぜ20代だけ、理由が「時間」なのか

冷静に読み解くと、理由ははっきりしています。給料のほうが、先に少し改善されたからです。

前に書いた通り、初任給を引き上げる企業は7割近く。若手の給料は、上の世代よりも先に上がり始めました。すると何が起きるか。

給料の不満がひとつ解消されると、次に目が向くのは時間です。

30代・40代が今も「給与」を1位に挙げているのは、彼らの給料は初任給ほど上がっていないから。一方、20代は待遇面である程度納得できたぶん、残された不満=拘束時間がくっきり浮かび上がった。それだけの話です。

つまりこれは「最近の若者は楽をしたがる」という話ではありません。不満の解消が一段進んだ結果、次の段階に入ったというだけ。極めて健全な順番です。

夜のオフィスのデスクに置かれた腕時計と、窓の外に広がる街の灯り

「時間で辞める」は、甘えではありません

ここは強く言わせてください。私が言われ続けた言葉を、あなたたちが言われる必要はありません。

拘束時間は、あなたの人生そのものです。

給料は、あとから取り返せます。転職して上がることもあるし、昇進で増えることもある。でも、20代に取られた時間は、二度と戻ってきません。 朝から晩まで会社に縛られて過ぎた3年は、どこの誰も返してくれない。

しかも、拘束時間の長さは我慢で改善しません。前にも書きましたが、それは会社の体質だからです。意味のない朝礼、付き合い残業、休憩を削る空気。あなたが3年我慢しても、その体質は変わらない。変わるのは、あなたが慣れて何も感じなくなることだけです。

私は5回職場を変えて、最後に拘束時間が短くて給料もそこそこという会社にたどり着きました。振り返ってはっきり言えるのは、時間を理由に動いたことを、一度も後悔していないということです。

給料と時間、両方は無理なのか

「そんな都合のいい会社あるわけない」と思うかもしれません。私も昔はそう思っていました。

でも、あります。実際に私がたどり着いたので断言できます。同じような仕事なのに、拘束時間も給料もまるで違う会社が、この世には並んで存在している。 それは業界の差ではなく、会社ごとの体質と、儲けの仕組みの差です。

儲かる仕組みを持つ会社は、社員を長時間縛らなくても回ります。持っていない会社は、人の時間を絞ることでしか埋め合わせができない。あなたが今、時間で消耗しているなら、それは会社の稼ぐ力の問題を、あなたが体で肩代わりしているとも言えるわけです。

「時間」を軸に会社を選ぶときの見方

時間を理由に動くと決めたなら、選ぶときの見るべき場所も変わります。

  • 求人票の「固定残業代◯時間分」の時間数を見る。 40時間分などと書いてあれば、それは会社が「毎月それだけ残業させる前提です」と自分から言っているのと同じです
  • 面接で「月の残業時間は平均どれくらいですか」と数字で聞く。 数字で即答できる会社は管理できている会社。「人によりますね」と濁す会社は、出したくない数字があるということです
  • 年間休日の日数を必ず確認する。 120日前後あるかどうかで、生活はまるで変わります
  • 夜、その会社の前を通ってみる。 求人票は嘘をつけますが、21時に煌々と点いた窓は嘘をつきません

これは私が5回の遠回りで身につけた見方です。今のあなたなら、この条件を最初からエージェントに伝えて、条件で絞ってもらうこともできる。私が喉から手が出るほど欲しかった贅沢です。

まとめ:時間で辞めていい。それは30年前から正しかった

  • 20代の転職理由1位は**「労働時間への不満」で44.6%**。30代以上は「給与」が1位
  • 20代だけ違うのは、給料が先に改善され、次の不満=時間が浮かんだから。健全な順番です
  • 「時間で辞めるのは甘え」は、私が言われ続けた古い価値観。拘束時間は人生そのものです
  • 給料は取り返せる。20代の時間は取り返せない
  • 拘束時間は会社の体質。我慢しても変わりません

私が20代だった頃、「時間がきつい」と言って辞める人間は、根性なし扱いされました。でも私は辞め続けて、最後に時間も給料も納得できる場所にたどり着きました。 あの判断は、30年経った今、44.6%の若者に支持されています。

あなたの「時間がしんどい」という感覚は、間違っていません。それは、もっと早く動いていい理由です。


「残業◯時間以内」で、条件を絞って探してもらう

時間を軸に会社を選ぶなら、最初から条件を伝えて探してもらうのが早いです。私が喉から手が出るほど欲しかったやり方です。

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※数字の出典: J-CAST「転職理由ランキング【20代】1位は労働時間」(doda調査) / パーソルキャリア「転職理由ランキング2025年版」 / 日本経済新聞「20代の転職理由、首位は労働時間」