連休明け、会社に行きたくない。その「辞めたい」は本物か、休みボケか
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今年のシルバーウィークは、9月19日から23日までの5連休です。9月にこれだけ長く休めるのは、11年ぶりだそうです。
ゆっくり休めていますか。
そして、そろそろこんな気持ちが出てきていませんか。
「あと何日かで、また会社か」 「行きたくないな。いっそ辞めたい」
今日は、この「休み明けの辞めたい」について書きます。
私にも、休み明けに辞めたいと思ったことはあります
先に正直に書いておきます。
私も、休み明けに「辞めたいな」と思ったことがあります。強く、というほどではありません。でも、確かにありました。
長く休んだあとに、また朝から仕事に戻るのは、誰にとっても気が重いものです。そう感じたことがない人のほうが、少ないと思います。
だから、今あなたが「辞めたい」と感じているとしても、それ自体はおかしなことではありません。
問題は、その「辞めたい」がどちらの種類かです。
休み明けの「辞めたい」には、2種類ある
休み明けの「辞めたい」は、大きく分けて2つあります。
① 休みとの落差からくる「辞めたい」
休みの間は、好きな時間に起きて、好きなことができた。それが急に終わる。その落差が、「辞めたい」という形で出てくるものです。
これは、仕事や会社そのものへの不満というより、「休みが終わるのがイヤ」に近い気持ちです。
② 休んだことで、本音に気づいた「辞めたい」
もうひとつは、休んで頭が冷えたことで、ずっと見ないようにしていた不満に気づいてしまったというものです。
毎日忙しいと、考える余裕がありません。でも、何日も離れてみると、「やっぱり、この給料で、この時間拘束されるのはおかしい」と、はっきり見えてしまう。
こちらは、休みボケではありません。 休みがくれた、大事なサインです。
見分け方:4つの問い
どちらの「辞めたい」なのか。自分に次の4つを聞いてみてください。
問1:その「辞めたい」は、連休の前からあったか
連休に入る前は特に何も感じていなかったのに、休み明けが近づいて急に出てきたなら、①の可能性が高いです。
逆に、連休の前からずっと、うっすら感じていたなら、②です。
問2:辞めたい理由を、言葉にできるか
「なんとなく行きたくない」なのか、「給料が安い」「拘束時間が長い」と具体的に言えるのか。
言葉にできる理由があるなら、それは休みボケではありません。
問3:その理由は、自分の努力で変えられるか
前に、不満には**「時間が解決する不満」と「時間が解決しない不満」がある**という話を書きました(入社直後は普通だった。不満は、1年くらい経ってから出てくる)。
仕事に慣れていない、職場になじめない、といった不満は、時間とともに変わることがあります。でも、給料の上がり方や拘束時間の長さは、会社の仕組みなので、我慢しても変わりません。
問4:出勤して2〜3週間たっても、消えないか
これが一番確かな確かめ方です。①の「辞めたい」は、仕事のリズムに戻ると、薄れていくことが多いです。2〜3週間たっても同じ気持ちが続いているなら、それは②だと考えていいと思います。
私が実際に辞めたときは、「休み明けの気分」ではなかった
振り返ると、私が休み明けに感じた「辞めたい」は、強いものではありませんでした。
そして、私が実際に辞めたときの理由は、いつも給料と拘束時間でした。休み明けのなんとなくの気分ではなく、はっきり言葉にできる理由があった。
だから、こう思います。
休み明けの「辞めたい」だけで、辞めるかどうかを決めなくていい。 でも、その気持ちの奥に、言葉にできる理由があるなら、それは本物です。 見なかったことにしないほうがいい。
連休明けに、やらないほうがいいこと
休み明けの勢いで、ひとつだけやらないでほしいことがあります。
連休明けの初日に、勢いで「辞めます」と言うことです。
①の「辞めたい」だった場合、2〜3週間後に「言わなければよかった」となるかもしれません。②だったとしても、次の仕事が決まる前に辞めると伝えるのは、自分を苦しくします。
辞めると伝えるのは、次が決まってから。切り出し方は、「辞めます」をどう切り出すかに書いています。

連休の残りで、やっておくといいこと
逆に、残りの休みを使ってやっておくといいことがあります。
「辞めたい理由」を紙に書き出してみる。
休みの間は、頭が冷えていて、本音が見えやすい時期です。仕事が始まると、また考える余裕がなくなります。今のうちに、言葉にして残しておく。
そして2〜3週間後、仕事のリズムに戻ったころに、もう一度その紙を見てください。
- 読み返して「まあ、そうでもないか」と思えたら、①の休みボケだった
- 読み返しても「やっぱりそうだ」と思えたら、②の本物。動き始めていい
休み中の自分と、働いている自分。両方が同じ答えを出したなら、その答えは信じていいと思います。
まとめ:休み明けの「辞めたい」は、すぐに決めず、でも見過ごさない
- 休み明けに「辞めたい」と思うのは、おかしなことではない。私にもあった
- 「辞めたい」には、休みとの落差からくるものと、休んで本音に気づいたものがある
- 見分けるには、連休前からあったか・理由を言葉にできるか・自分の努力で変えられるか・2〜3週間で消えるか
- 私が実際に辞めたときは、休み明けの気分ではなく、給料と拘束時間というはっきりした理由があった
- 連休明けの初日に、勢いで辞めると言わない
- 残りの休みで、辞めたい理由を紙に書いておく。 2〜3週間後に読み返す
休みは、疲れを取るためのものです。でも同時に、自分の本音が一番見えやすい時間でもあります。せっかくの5連休、その本音を少しだけ書き留めておいてください。
書き出した理由が「消えない不満」だったら
紙に書いてみて、それが給料や拘束時間のような自分では変えられない不満だったなら、動き始めてもいい合図です。とはいえ、連休明けすぐに何かを決める必要はありません。まずは外の条件を見てみるところからで十分です。
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