辞めてから探したい気持ちは分かる。でも私は5回とも、決めてから辞めました

2026年10月15日

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「今の仕事を辞めて、落ち着いてから次を探したい」

そう思う気持ちは、よく分かります。働きながら求人を見て、応募して、面接に行って──そんな時間も体力もない、という人は多いはずです。

でも私は、5回の転職すべてで、次を決めてから辞めました。

今日は、「働きながらなんて無理」と思っている人に向けて、どうやって在職のまま進めるかを書きます。

なぜ「決めてから」なのか、簡単に

理由は前にも書いたので、ここでは短くまとめます。

  • 収入が途切れない。 焦りが判断を狂わせることがない
  • 足元を見られない。 「今の会社を続けてもいい」という選択肢を持っている強さ
  • 空白期間ができない。 長引くほど、面接で説明が必要になる

詳しくはボーナスをもらった今、6割が転職を考えているに書きました。

そして、もうひとつ大きいのが、落ちてもダメージが小さいということです。働きながらなら、不採用でも生活は変わりません。私が落ちても「じゃあ次」で済んだのは、これが理由でした(面接に落ちたことは、あります)。

「働きながらは無理」を、小さく分けてみる

とはいえ、「無理だ」と感じるのには理由があります。その中身を分けてみると、たいていこの3つです。

  1. 探す時間がない
  2. 面接に行く時間が作れない
  3. 今の会社にバレるのが怖い

ひとつずつ見ていきます。

① 探す時間がない

まとまった時間を取ろうとするから、無理に感じます。

求人を見るのは、1日10分で十分です。 通勤中でも、寝る前でもいい。毎日少しずつ見ていると、「この条件なら悪くないな」という自分の相場感ができてきます。

私の頃は、転職雑誌を買ってきて眺めるしかありませんでした。今は、手元の電話で、いつでも求人が見られます。 時間がないのではなく、まとめてやろうとしているだけ、ということが多いです。

平日の昼間、カフェの窓際に置かれた手帳とスマートフォンとコーヒー

② 面接に行く時間が作れない

ここが一番の壁です。でも、やりようはあります。

  • 有給を半日で使う。 1日丸ごと休むより、取りやすいことがあります
  • 時間をずらしてもらえないか聞いてみる。 「在職中なので、夕方以降は可能です」と伝えれば、調整してくれる会社は珍しくありません
  • 土曜に対応している会社を選ぶ。 平日が難しいなら、そこから探すのもひとつです
  • オンライン面接を使う。 移動時間がなくなるだけで、ずいぶん楽になります

私の時代には、オンライン面接も、休みを取りやすい空気もありませんでした。今のほうが、在職のまま動きやすいのは確かです。

ここで大事なのは、「面接に行けないから」という理由で、応募をやめないことです。日程は、応募してから考えても間に合います。

③ 今の会社にバレるのが怖い

よくある心配ですが、ふつうに進めれば、まずバレません。気をつけるのは次くらいです。

  • 職場のパソコンやスマホで、求人を見ない
  • 職場で、転職の話をしない。 仲のいい同僚でも、どこから伝わるか分かりません
  • 面接の日に、不自然な格好で出社しない

それでも心配なら、覚えておいてください。転職活動をすること自体は、何も悪いことではありません。 辞めると決めたわけでもない段階で、後ろめたく思う必要はないんです。

先に辞めてもいい場合も、あります

ここは正直に書きます。「必ず在職のまま」とは言いません。

次のような場合は、先に辞めることを考えていいと思います。

  • 心や体が、はっきり限界にきている
  • 職場で危険な目にあっている、ひどい扱いを受けている
  • 働きながらでは、どうしても次の準備ができない事情がある

収入の心配より、健康のほうが大事です。我慢して続けた結果、動けなくなってしまったら、転職どころではありません。

在職のまま動けるかどうかは、そのときの状況にもよります。同じやり方が、全員に当てはまるわけではありません。

在職のまま動くなら、期限を決める

最後にひとつだけ。在職中の活動には、弱点があります。

生活が変わらないぶん、いつまでも続けられてしまうことです。

求人を眺めているだけの時間は、動いている気分になれて、何のリスクもありません。だから、半年でも1年でも続いてしまう。

なので、「いつまでに決める」と先に区切ってください。 3ヶ月でも、年内でもいい。区切りがあると、「見るだけ」で終わらずに済みます。

まとめ:決めてから辞める。そのための工夫はある

  • 私は5回とも、次を決めてから辞めた
  • 在職中なら、落ちても生活は変わらない。「じゃあ次」で済む
  • 「無理」の正体は、探す時間・面接の時間・会社にバレる不安の3つ
  • 求人を見るのは1日10分で足りる。面接は半休・時間変更・土曜・オンラインで何とかなる
  • バレるのが怖いなら、職場のパソコンを使わない、職場で話さない。それで十分
  • ただし、心身が限界なら、先に辞めていい
  • 在職中の活動は長引きやすいので、期限を決める

働きながら探すのは、確かに大変です。でも、次が決まっている状態で辞める日を迎えられると、気持ちがまるで違います。

辞める日に行き先が決まっているというのは、思っているより大きいことです。


働きながら探す手間を、少し減らす

在職中の活動でしんどいのは、求人を探して、日程を組んで、条件を確かめるという作業を、仕事のあいまにやることです。ここを人に任せられると、ぐっと楽になります。「在職中なので夕方以降で」といった日程の調整も、間に入ってもらえます。

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